預金によるリスクとは？

預金は安全？

年金だけでは老後が不安だとすればどうしたらいいのでしょうか？

若いうちからコツコツと蓄えて備える。

日本の家計資産は現金・預金の割合が高いので多くの人はそう考えているかと思います。

一攫千金を狙う人もいますが(笑

でも、銀行の預金金利なんて０.１％程度ですし、定期預金でも０.３％いくかいかないかですよ。

将来のために使わずに残しておくだけで、決して増えるわけではありません。

増えなくてもいいというあなた、増えないどころか減る可能性があるとしたら？

減ると言っても金額が少なくなるってことではなくて、価値が下がるということです。

物価上昇（インフレ）によって物の値段が上がれば、相対的にお金の価値は下がります。

いま100万円で買えるものが10年後、20年後には100万円では買えないかもしれません。

これをインフレリスクといいます。

ここ最近の日本経済はデフレが続いているので物価が上がると言ってもピンとこないかもしれませんが、日銀は毎年２％の物価上昇を目標に掲げていますし、アメリカやヨーロッパもやはり２％としているのでいわば世界共通目標です。

今のところ日銀の目標は、達成には程遠い現状となっていますが、今後の経済がどうなっていくのかは不透明なので預金は安全と盲信しないことが大切です。