分散投資とは
ひとつだけじゃなくて
いくつかに投資することじゃない?
その通りです。
投資対象を複数に分けることで、リスクを低減させます。
なにか一つのものに集中して投資した場合、そのひとつの運用成績が悪かったらダイレクトに損失になってしまいます。
良くも悪くも一蓮托生です。
いやですよね(笑
あの会社は最近業績落ちてるけどこっちは伸びてきてるから
トータルではプラスね。
このようにバランスをとることが大事です。
3つの分散
時間の分散
これは毎月定額で買っていくことが高値つかみのリスクを回避するっていう前回お話したことです。
ドルコスト平均法ですね
必然的に高値なら少なく安値なら多く買うことになるので最終的には平均が取れます。
高値で買い過ぎる心配はないわね
投資対象の分散
投資といっても対象は、株式、債権、不動産、金などいろいろあります。
株式の銘柄を複数持つことも分散ですが、株式市場全体が下がってる場合は効果がないので、株式とは違う値動きをする資産を持つことでリスクを低減することができます。
あれこれ投資するなんて無理よね。
かといって株だけじゃ不安だのう
ってなりますよね。
まずは株式から投資を始めて資産が増えてきたら、少しづつ債権や不動産にも分散していく形がいいと思いますが、
より安全な投資がしたいなら投資信託の資産バランス型がよいと思います。
投資信託については後で詳しく話しますので、ここではざっくり
自分で株を買うのではなくて、お金を預けて専門家に運用してもらう金融商品のことで、
運用対象も様々なものがあります。
資産バランス型は株、債権、不動産投資がひとつにパッケージ化された商品なので、それだけで分散投資ができます。
それでいいじゃん!
ただし、株式のみの投資信託より安定していますが、利益が抑えめなのと手数料が若干高くなる傾向があります。
自分にあった納得のいく投資を選ぶのがいいと思います。
地域の分散
3つ目は地域の分散です。
株や債権、不動産などの投資対象は、それぞれ地域ごとに分散することができます。
国内株式、国債、国内不動産以外にも
米国株、米国債などの国別や
先進国株、新興国株などのグループ単位、さらに世界全体に投資する投資信託もあります。
日本は景気悪いけど、アメリカは好景気みたいな感じかしら?
そうですね。世界中が同時に不景気とかは起きにくいですから、分散が効果的です。
世界恐慌が起きない限りは(笑
以上、分散投資についてでした。
コメント